マンション問題 建築基準法と市民感情
昨今、やたらと住宅地にマンションが増設されている。東京都世田谷区桜丘の地も例外ではない。三百坪程の土地が手放されると、忽ちにして土地が買い上げられて、六階建てのマンションが突然建ちあがってしまう。二階建ての戸建住宅の50センチ隣ににである。高さは18メートル、見上げると首が痛くなる高さだ。日照が奪われ、従来の住宅地としての環境が破壊されてしまう。二階建ての戸建住宅中心の町並みが破壊されていくのです。時代と共に、物事の移り変わるのは理解できますが、元々、戸建住宅として開発した土地が、高層マンションに変貌する事は望みません。先達は孫の代まで良好な環境を確保した筈です。今、この良好な環境が、確保した保障が奪われています。そこには動物たちも住めない環境が作り出されてしまうのです。この、由々しき現実が突然、前ぶれもなく、例外なく降りかかって来る、私の所にも、あなたの所にも。
建築基準法に従ってマンションは建設されるのだが、住宅地で50センチしか離れていない隣に六階建ての高層ビルが建てられるという、この「法」は、私たち市民感覚の想像をはるかに超えて誰の為の「法」なのか怒りを感じえません。
「法」というものは、私たちが生活していくうえで、最低限の取り決めをしています。所が、最大限の運用をされてしまう所に問題が発生しています。
市民感情として、建築基準法は、市民の生活環境を守る取り決め内容としては、不備を指摘せざるを得ません。
全国はもとより、世田谷区内でも例外なく、何箇所も建設業者と住民との間で裁判が行われてきました。
これらの裁判争いから学ぶ事は何か、このことの必要性にせまられています。
環境を守るのであれば、前触れもなく高層マンションが建つ前に、夫々の地域の住民が、知恵を出し合い、意思を集約して、まとまって、自分達の住む環境をどう維持すべきか取り決めをし、公に認知させる作業が急務となっています。
市民感情を実現する行動に、踏み出す時期が既に来ています。
隣にマンションが出来てしまったために亀を飼えなくなった子供がいます。
亀は太陽の光が必要なのです。